私は22歳で柔道整復師として開業し、患者さんの身体だけではなく、時には話し相手になりながら日々ひとり一人と関わっていました。
ある時、近くに住む精神障がいを抱えるお兄さんが腰痛の治療に来られました。
そのお兄さんの家族とも親しくおつきあいさせていただくなかで、なかなかいい病院や施設に巡り会えなかったり、働き口が見つからないといった困りごとを聞きました。
そして、まだまだ社会全体の支援が十分でなく、偏見も根強く残っていると感じるようになりました。
そこから、やる気と度胸は人一倍の自分にできることは、「サポート体制の取れた地域の受け皿を作り、すべての人が大切な人生を自分‘色‘で歩むことができるようにすること」だと思っております。
「精神障がい者」は、これまでは「ふつうの人と違う」という恐れを呼び起こすような言葉でした。しかし、現代社会のストレスや病気や加齢のために、これまでと同じような生活を送ることができなくなってしまう可能性は、私にも誰にでもあります。
障がいをもつ人たちとその家族にとって、障がいがあっても住み慣れた地域の一員として、周囲の人たちと関わりながら暮らし続けていけることは、生活の質を支える重要な要素です。
今、障がいをもたない人たちにとっても、障がいをもつ人たちを排除せず、ともに暮らす一員として支えていく地域づくりは、いつか自分が同じような立場になったとき、この地域で暮らし続けていける、という安心につながると思っています。
これまで株式会社にじいろは整骨院2店舗と精神科訪問看護をしており、就労先として就労支援事業所A型B型「トライロ」と生活の場「グループホームいろは」を作りました。
まだまだ小さく芽が出始めたりばかりの当社ではありますが、これから少しでも利用者さんや社会の役に立てるような企業を目指しますので、どうぞよろしくお願い致します。
よろしくお願いいたします。
運営会社名 | 株式会社いろは |
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所在地 | 兵庫県明石市相生町2-10-17 |
事業内容 | 障がい者グループホーム事業 |
連絡先 | 電話/050-3189-0168 |